文体とパスの精度
2002年の新刊発売当初に本屋で立ち読みしたことがあったが、
先日本屋で文庫本を見かけたので購入、読んでみた。
あれから3年近く経ったせいなのか、今回改めて読んでみると受ける
印象はずいぶん違う。
前回は村上龍のヨイショぶりがやや鼻についた記憶があるが、
今回はむしろ、なるほど、なるほど、と肯きながら読んだ。
本書のまえがきにもあるが、村上龍氏にとっての小説、中田英寿選手
にとってのサッカーのように、自分のブランド力を発揮できる世界を
見つけ、またそのブランド力を高めていくことこそ、本当に自由で
充実した生き方なのではないか、というメインテーマが心に響いたのだ!